葛城古道のコスモス
 風のたよりを見るとレオナルホドさんが葛城古道をポタると書いてあり 尺土の到着予定までかかれていました。
これは暗黙のお誘いだとピーンと来たのであえてたよりには行きますとは書かずに当日 尺土で迎撃することにしました。

 当日は朝から天気も良く先週見た楢原のコスモスがどれくらい残っているかが気になっていました。せっかく来られたのですから綺麗な景色を見て帰って欲しいところです。

 尺土の駅は南北に階段があるためどちらから降りてくるか分からないため電車が到着するのを見計らって行ったり来たりしようとやっていると予定より1本速い電車で到着。階段下で組み立てているお二人を発見。完成を待って出発です。

 今日のコースは9月のヒガンバナのコースに沿って走る予定です。
尺土を出発、足の向くままに山麓線方向を進みます。家の間や田圃の中をすり抜けて高田バイパスの北側へでました。 工事中の高田バイパスの下をくぐり山麓公園へと向かいます。

山麓公園の手前から今年の初めに登った道をウオームアップがてら登り山麓公園の上に出ました。そこから朝の景色を眺めることが出来ました。


 山麓公園を下ったところで加茂屋さんが食料を調達(朝、昼)したいということもありコンビニ目指して走り出したのですが道を誤りなんと先ほど登った道の入り口まで戻ることに...結局ウオームアップと高いところからの景色を見るためでした。

参考:9月23日のコース
(山旅オンライン地図20万図からカシミール3Dにて作成)
 コンビニで食料を調達した後、道路の反対側にパン屋さんがあることに気付きました。そこで見に行くことになりました。
行ってみると朝7時から開いていて店内で飲み物もあることが分かり先ほど食べたにもかかわらず、いきなりコーヒータイムとなりました。ここはパンだけではなくお弁当も置いてあるのでこれから葛城古道の亀ポタの集合場所にもってこいかもしれませんね。(お店の迷惑にならないようにしましょう(^^ゞ

 いきなりのくつろぎタイムの後、古道ポタに出発です。 まずは笛吹神社を目指します。
笛吹神社の手前の道路は先月から工事中だったのですがすでに完了していました。以前は趣のある石積みだったのですが工事後は今風の壁になってしまいました。

 さて笛吹神社を出たら今度はラッテたかまつです(また食べ物です)。
距離600mを登ると緑の建物が見えてきます。ここがラッテたかまつ。奥のほうに自転車を停め店内へ向かいます。
今日は何を食べようかな(^^ゞ

 ラッテたかまつのテラスからは秋の日差しに照らされた景色と心地よい風を楽しむことが出来ました。
登ってくるのは大変ですが何度も来たいところです。牛乳も美味しいですしね。

 朝のおやつを堪能した後、いよいよ葛城古道に向け出発です(って 今までのは何だったんだ(^^ゞ)
 六地蔵からはいつものコース。稲刈りの終わった田圃を見ながら進みます。
このコースは初めてという加茂屋さんもご機嫌の様子でした。
番水の時計ではざくろの木を見つけてみんなで写真。手が届く高さだったら一口食べたかったのですが残念ながら届きませんでした。

 九品寺もこの時期はカメラマンもいず静かに時間が流れていました。もう少しして紅葉の時期が来ればまた賑やかになるでしょう。

  九品寺を出るといよいよ楢原のコスモスです。見ごろを過ぎたかもしれない心配もあったのですがそんな不安を見事に振り払ってくれる景色が待ち受けていました。これからしばらくはコスモスの花に囲まれるオジサン3人がそこにいたのでした。

 ひとしきり遊んだあと東屋で昼食です。先客で女性が一人おられたのですがずうずうしく同席をお願いしました。
その方は歩きだったのですがなかなか相方に恵まれず一人で来られたとの事で度々一緒している私たちをうらやましがられていました。ご一緒にコーヒータイムを過ごし、一足先に出発されました。

 我々はというとまたまた花に囲まれるおじさんと化していました。
一言さんの銀杏は色付くにはまだ早く遠巻きに眺めて先へ進むことにします。山麓線のガード下に無人の柿販売台がありました。二つの箱があり レオナルホドさんと加茂屋さんがそれぞれ買われていました。
ここからしばらくは旧道の雰囲気を楽しみながら進みます。夜間公衆電話の建物には今日も車が止まっていました。

 住吉神社から高天へは山麓線を避け古い道を通っていくことにします。その代わり少し下るので登り返すことになるのですが...このコースは亀クライムコースと呼ぶことにしましょう。(V1:9月23日のコース。 V2:今日のコース。上り返しが少し少ない。)

 高天までは結構きつい登りが続きます。春の時はマイクロで登りきったレオナルホドさんでしたが今日は今ひとつのようでした。
 高天彦神社は今日も静かでした。鶯宿梅のコスモスもまだ咲いていました。
橋本院で2度目のコーヒタイム、一言さんで買った柿がおやつです。
ここで思わぬ出来事が。なんと レオナルホドさんの買った柿と加茂屋さんの買った柿が違っていたのでした。
一方は普通の柿でしたがもう一方は種無しで渋抜きされた柿でした。(あわせ柿と書いてありました)

 のんびりした後は最後の締めで風調庵さんでお茶です。我々が席に座っていると数人のハイカーが通り過ぎていきましたが、そうでしょうね珈琲の看板出てなければとても喫茶をやってるとは見えないですからね。(^^ゞ

 今回は店先の柿の木から最後の3つを頂きました。しっかり熟した柿は甘くて美味しかったです。
しばらく庵主さんとおしゃべりした後、尺土へ向けて走り始めました。
途中まで送ったあとお別れして家に着いたときにふと西の空を見ると見事な茜雲、思わず「おー」と呻いてしまいました。

あとで分かったのですがお二人もこの空をしばし眺めていたそうです。
穏やかな秋の一日は無事終わりました。

山麓公園〜ラッテたかまつ

ウォームアップ完了かな

山麓公園からの景色
 
辺りは刈り取りの終わった田圃ばかり

はぜ掛けも少なくなりました

ここがカントリーロード。朝から開いてます

ラッテたかまつへ行く途中で

おじさんたちのおやつです。
小さなカップは試飲の牛乳

ラッテたかまつからの景色
六地蔵〜一言さん

加茂屋さんも楽しそうです

番水(ばんみず)の時計

ザクロ(美味しそうでした)
    
一面のコスモスが我々を迎えてくれました
しばらくの間コスモスで戯れる二人(と私)

一言さんの銀杏はまだまだ。
途中で柿がありました。おやつにしっかり購入。
2つのケースが意味することは後で分かるのでした。
〜高天、橋本院  

高天への登り道
 
鶯宿梅のコスモス

橋本院で一足先の紅葉
風調庵〜

最後の柿を頂きました

今日の夕景。葛城にかかる茜雲