多摩散歩日記 その4

2000年7月30日


多摩散歩と言うには離れすぎているのですが、東京で初めて輪行で行って来ました。

東村山から西武鉄道で正丸駅まで窓の外を眺めながら1時間ちょっとの旅です。
飯能市を過ぎたあたりから景色は山の中へと変わっていきます。奈良にいればすぐに
見えるような景色もこちらでは見るまでが大変ですね。

今回通過した峠

1. 正丸峠
2. 大野峠
3. 刈場坂峠
4. ぶな峠
5. 飯盛峠
6. 傘杉峠
7. 顔振峠

今回は当初の予定より1つ増えて7つの峠を通過しました。
(けっして越えたわけではありません。)

今回も画像をクリックすると別画面で大きいのをお見せしますね。


今回の予定のコースは正丸駅から刈場坂に入り虚空蔵峠から刈場坂峠へ出る予定をしていました。ところが正丸峠へ向かう道との分岐点に豪雨の為 道路崩壊 通行止めと出ていました。

それでも まぁ 自転車くらいなら通れるだろうと先に進んだのですが しばらく行くと ゲートが張られており おまけに 「発破」なんて言葉も書かれてました。

複数のメンバーがいるなら強行もあるのですが単独ですので ここは潔く諦めることにしました。

問題はこの後のコースですが正丸峠を越えて山伏峠から 多摩川へ下るコースを考えたのですが 多摩川ルートはすでに何度か走っておりせっかく輪行してまで来たのですからここはやはりアタックする事にしました。


正丸峠はトンネルのおかげで通る車も少なくのんびり上がることができました。

峠の少し手前にあるガーデンハウスは残念ながらオープンの時間になっていなかったので立ち寄りませんでした。

いざ峠についてみると何の変哲もない峠でした。石段を登って旧峠まで行けば違うのでしょうが今回はパスしました。


正丸峠からの下りはバイクが多くちょっと怖い気もしましたが 向こうさんはお構いなしに抜いて行きますのでどうってことはありませんでした。
ひたすら遅れを取り戻すために芦ヶ久保目指して下っていきます。登りの車も多少いましたが道幅も十分でしたので走りやすかったです。
299号に合流するとさすがに車も増え注意が必要でした。


芦ヶ久保駅の手前から観光果樹園の中を登って大野峠を目指したのですが はじめから 結構 勾配もきつく苦しくなりそうな気配でした。

登っていく途中で反対側に目を向けるとまるで雪が降った日のように白い山肌が目に付きました。
どうやら石灰岩の切り出しを行っているようです。山の中にグリーンロードとか作りながら山を切り崩していく、なんか矛盾を感じますねぇ。

果樹園を抜け尾根に向かっていく途中で百合の花がありました。途中にも見つけていたのですが家の軒先だったりしたので なかなかうまく写真を撮ることができませんでしたがようやく撮ることができました。


尾根に上がってからは南に進路を取ります。
はじめの予定の刈場坂峠へ行く前に大野峠があります。


大野峠を過ぎてさらに進むと刈場坂峠に到着です。こちらは東側の展望が開けます。

ここにはおみやげ物を売るお店があるのですが車で運び上げるのか食べ物類はカップ麺くらいしかありませんでした。


次の峠はぶな峠ですが 車道の方ははっきりせず通り過ぎてしまうところでしたがハイキング道の方の立て札があったのでおそらくこのあたりだと思います。(この手前が少し峠らしくなっていました)


飯盛峠、ここも東側の展望が開けた峠です。

青い空に真っ白な雲がきれいでした。


傘杉峠。一見林道の用ですが実は手前にちゃんと舗装された車道があります。
なぜかこのあたりは駐車が多いのですがハイカーの車には見えませんでしたねぇ。でも ドライバーもいないのでやっぱりハイカーですかねぇ。


最後の峠は顔振峠。かあぶりと読むようです。ここは西側の展望が開けます。名前の知られた峠だけに茶店も多く多くの観光客が訪れていました。



顔振峠から本当は高麗へ抜けるつもりだったのですが、途中の分岐点で車に道を聞かれたときにこっちも間違えてしまい東へ抜けてしまい飯能まで随分遠回りをしてしまいました。

しかし車に乗ってて 「この道 どこへ行きますか?」はないですよねぇ。

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