名栗湖から有馬山

2002年1月19日
昨年夏に雨でリタイヤした名栗湖→有馬山→秩父のコースを再び走ってきましたが最後にとんでもない事実が待っていました。


昭文社SuperMappleDigital2より掲載


スタート地点の名栗湖有馬ダムです。
向こうには今日のコースの山並みが見えています。
本当にあそこまで登るんですねぇ。
上のほうには雪が残っているようです。
標高900mあたりから雪が残っています。
まだ200m程登らなくてはならないのでこの先が
少し心配になってきます。


1000mを越えると日陰の部分はもう真っ白です。
わだちの部分は硬く踏み固められているし、
それ以外の部分も再凍結しているので走りにくい
状態が続きます。
スタート地点の名栗湖を見えています。
ここらで標高は1100m位でしょうか。

名もない峠?を越えて秩父方面に下り始めると
かなたに浅間山を見ることができました。
(写真では残念ながら分かりません)

この後秩父方面へ下っていったのですが標高850m付近で通行止めの柵がありました。
谷筋が崩落していて道がほとんど無くなっていましたが、小さなはしごで道つけられていて先へ進むことができました。
そこから先1km程行くとなんと道幅30m位に渡り崩落していて、道が完全に寸断されていました。
崩落は道の上10m以上から(見えなかった)始まっていて下はどこまで崩れているか分からない状態です。しばし立ち止まり思案しました。何しろあと少し下れば道が広くなるはずでしたから。

斜面を登り、崩落の上を迂回することも考えましたが急な斜面を自転車担いで上がるのは困難です。

崩落の下へ降りていくとしてもどこまで崩れているか分かりません。そうしている間にも上から崩れた石が落ちてきていました。しばらく思案したのですが事故を考えると引き返すしかありませんでした。

登り返しは350m以上あるので避けたかったのですが時間がたてば日が落ちてから雪道を戻ることになりますので潔く引き返すことにしました。
(あまりのショックで写真を撮ってくることも忘れてしまいました)


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