Easel で日本語を使う手順(Inkscape を使って)

以前の記事(CNC 3018 Pro ソフトウェア編)のコメントでEasel で日本語フォントを使う方法の相談を受けたので手順を動画にまとめてみました。

本当に基本の部分だけですので、詳細な点は加工する際に設定してもらわなければなりませんが、流れはつかんでいただけるのではないかと思います。

流れとしては

1)Inkscape で日本語フォントで文字列を作り、png 画像としてエクスポートする。
この際にフォントを設定し、画像データのサイズを設定しておきます。
pngにエクスポートする際に解像度を254dpi に設定しておくと画像サイズが寸法(mm)の10倍になるのでわかりやすいです。

2)png画像をBMPに変換する。
Easel でpng画像を読み込むと背景がうまく処理できず真っ黒になってしまいます。(すべてかどうかは不明)
そこで白黒のBMP画像に変換しておきます。これはペイントで行うことができます。

白黒のBMPにすることでイメージのエッジにボケが出ず綺麗に処理できます。

3)Easel でBMP画像を読み込む。
Easel の inport、Image Trace で読み込みます。Upload file で画像をドロップし、Uploadすると画像が展開されます。
Threshold 、Smoothing でデーターの調整ができるのですが、今回は白黒のBMPですので調整はほぼ不要です。

Import すると取り込まれます。
取り込まれたデータは各パーツが分解されたままですのでサイズ調整などがやりにくいのですので EditメニューからCombine で統合します。
これでサイズは切削深さをまとめて調整できるようになります。

あとは Machine メニューから Advanced、Generate g-code、Export g-code でncファイルが生成されます。

ncファイルが出来たら Candle に読み込んで切削開始です。

以上簡単ですが手順の紹介でした。

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