さて手振れ補正付きが3台になりましたので、それぞれの比較を行ってみました。
今回使用した自転車はこれ。
その名も高きドッペンギャンガーの213/Bellissima です。しばらく使ってなかったので動作確認も含めて使用しました。まぁハンドルバーに3台つけれるのがこれしか無かったのもあるんですけどね。
まず始めに3台をこんな風に取り付けたのですが、マウンターが見つからず、MUSONだけちょっと違うマウンターです。
しかし同じ形状でしたがEKENに使ったマウンターは素材が違うのか、EKENの重量が重いのか、カメラ本体がかなり振動してしまいました。手振れ補正の試験には過酷すぎましたね。
後半は並びを変えて見ました。それがこちら。
やはりマウンターの強度が違うのか本体のブレが少なくなりました。
比較映像はこちらです。
EKEN は先日夜間撮影で露出オーバーの補正をかけたままでしたので、編集時に輝度を落としましたが、まだ高めですのでご了承下さい。
結果をまとめますと
EKEN V8s
左右の振れや回転の補正は結構強力です。しかし上下の振動には少し弱いです。
MUSON MC2 PRO1
上下の振動に対してはコンニャク現象が強く出ます。
補正が逆効果になっているようです。
TENKER EX7000 PRO
上下の振動にも効果的に効いています。左右の振れ、回転は EKENよりは弱いですが、臨場感はこちらの方が良いかもしれません。
画質ですが TENKER は彩度が高く、くっきりした映像になります。好みが分かれるところかもしれません。(WDR をオンにしていたせいかもしれません)
マイクに関しては EKEN は感度が高すぎ、風きり音が強く出ます。
MUSON は外部マイクが使える利点がありますが、感度はかなり低いです。
TENKER は多少風きり音も入りますがEKENよりはノイズも少なめです。ネット上では音質の悪さが指摘されていましたが、それほど悪いとは感じませんでした。
音の比較動画はこちらです。なお音量は調整しています。
じつは TENKER EX7000 PRO には大きな問題点があります。
ネット上でもバッテリーの持ちの悪さが指摘されていて、先日 静止状態で実験したところ手振れ補正をかけても50分程度持ったのですが、今日の撮影では 1本目が26分、2本目が37分(29分+8分)とかなり短くなりました。
さらにバッテリの形状が従来のGoPro互換品の形状と異なります。
GoPro互換(6以降は違うかも)、右がTENKER EX7000 PRO 付属品。
純正品も販売されていないようで付属の2個を使って1時間強しか撮影出来ません。
モバイルバッテリーを繋げば使えますが、防水ケースには使えません。
これは悩ましいところです。
一方本体下部にネジ穴があるので直接取付が出来るのは良いですね。
なにしろEKEN は撮影初日にネイキッドフレームからダイビングしてくれましたからね。
値段(購入時 ¥8,999-)を考えると手振れ補正もそこそこ効くので自転車で遊ぶには手頃ではないでしょうか。
安いアクションカムを3つ買って比較動画ですか・・・。今巷ではGoPro7の画質と手振れ補正がすばらしいと評判ですね。
僕がこの3つから選ぶとすれば、EKENですね。画質・音質・ブレ補正すべていいと思います。Musonは絵がグニャグニャ、Tenkerは音が良くないですね。
今年も串柿ポタやってくださいね。