CNC が動き始めるといろいろ試してみたくなり、小物をいくつか購入しました。
まず加工用のビット。
機器に付属していたのは 刃先 0.1mm 20度の Vカッター。
これは彫刻用らしく、深く掘ると溝はだんだん広くなります。
そのため切断には向きませんね。
スピンドルモーターにはER11-A と呼ばれるコレットに 3mmのチャックがついていました。チャックは交換可能なのですが手間がかかるのでコレットナットを追加で購入することにしました。
3mmのチャックで多くのビットは使えるのですが、以前 DAISOで買った電池式のルーター(ネットでも話題になったやつです)は 2.35mm のビットを使用していました。本体には先端が球形のビットがついていたのですが、このビットを使いたいなぁとこのサイズのチャックを追加することにしました。しかしチャックは単品で買うと結構するため、お得なセット物を購入しました。
Qiilu【15本セット】 ER11スプリングコレット コレットチャック
これは 1-7mm の13本に 1/8 と 1/4 の2個が追加された 15個がセットになったもので、これ以上は必要ないでしょう。追加購入したコレットを使えば2サイズは簡単に交換できます。
本来この気化器は木材や柔らかい物の切削が対象なのでしょうが、とある理由で金属の塗装面を削ってみました。初めは Z軸の調整が悪く(深すぎた)Vカッターの刃先を簡単に飛ばしてしまいました。このビットでは調整が難しいですね。そこで表面を用意に削りとることができないかと
リリーフ(RELIFE) 5本組 ダイヤビット 1.0mm 2.35mm軸
を買ってみました。
これは軸の太さからハンドルーター用と思われますが先端の形状がボールエンドミルのようなので使えるかと思ったしだいです。
簡単に試してみたところ一応表面を削ることは出来そうでした。
次は
uxcell 軸付き砥石 ダイヤモンド研削ビットセット テーパーポイント
を購入。これは先端が使えないかと思ったのですが先端には研磨剤がほとんどついていないようでうまく削れないようですね。ちょっと残念。
テーパー形状なのでどう使うか思案中。
先ほど見ると在庫切れ入荷予定立たずになっていました。
ここまでくると次に欲しくなったのは
です。これは先端部分の太さが一定ですので切断に使えますし、深堀するのにも使えます。先の記事の MDF の加工はこれで行いました。
本来の目的の表面加工では刃先が引っかかるようです。う~ん難しい。
でも表面加工の欲望はとどまらず
ベスト工具 超硬 ボールエンドミル R0.5mm レギュラーシャンク(50mm) 2枚刃 AlTiNコーティング
とうとうまともにボールエンドミルを購入しました。直径 0.5mm ですので接触面はもっと細く削れるかと考えました。
購入したのは 1本だけなので使うときは注意が必要です。
なおこのビットの軸は 4mm ですのでチャックの交換が必要でした。
少し深く掘り込むときは面積に比例した時間がかかるため、0.8mmでは結構時間がかかります。ということで注文したのがこれ。
(SHINA)超硬 10本/セット チタン・コート・カーバイド 1.5mm-3.175mmエンドミル
これだと 1.5mm から 3,175mm まで選べるので練習用にはいいかなと思いました。太いサイズでは細かな加工が出来ないのでサイズとパターンを変えて切削すれば時間短縮できないかな。
金属の表面加工では深く掘ることは出来ず、表面をわずかに削るだけです。
そのためにはビットの先端の高さをきっちりあわせる必要があります。
そこで調整のためシックネスゲージを購入しました。
ステンレス シックネスゲージ 隙間ゲージ ゲージ 厚さ 薄さ 測り 17枚 ( 0.02mm-1.0mm ) L 100mm
これを使い、隙間を 0.1mm まで合わせて、そこから 0.1mm下げれば 0mmに設定することが出来るはずです。
ステンレス製なのでさびる心配はないでしょう。しかし錆び止めのオイルにはまいりました。べたべたですね。
さて、これだけそろえたからそろそろ加工を始めましょうかね。
こんにちは。隙間ゲージ、いいですね!どれにしようか迷ってしまいまだ購入できていません。身近にある薄っぺらいものをデジタルノギスで測って代用していますが、金属に比べると柔らかいので使い難いです。加工の記事を楽しみにしています。(*^_^*)
閑古鳥なブログですが、記事にて紹介させていただきました。ありがとうございました。