金属表面に彫刻 作業編

データが出来たら実機で彫刻となります。

冶具にネームタグをはめ、テーブルに固定します。
環が落とせるようにスリットの上で固定しました。加工サイズを 27mm としたのは環とのバランスもありますが、固定するためのスペースが必要なためもあります。

ビットは先端 0.5mm のボールエンドミルを取り付けます。


先端はこうなってます。

加工開始のポイントまで移動したら、高さの調整です。
これをきっちりしないと削れなかったり、食い込みすぎてビットを破損したりします。
シックネスゲージの 0.1mmをはさみ、ぎりぎり動かせるところまで合わせこみます。
このとき左右の固定の強さを加減し高さが揃うようにすることも重要です。

ゲージを抜いたあと、さらに 0.1mm 下げると 0mm に合わせることになります。

木材のように深さが 1mm 位あれば 0.1mm の差はそれほど目立たないのですが、今回のように加工深さ 0.1mm ではこれをしっかりやっておかないと仕上がりが大きく変わります。

X、Y、Z軸それぞれの原点をセットしたらいよいよスタートです。

金属加工では水溶性潤滑油を使うといいそうですが、量を必要としませんので昔子供たちが使っていたヨーヨー用の潤滑油を使ってみました。適度に粘りもあり、飛び散ることもなくいい具合だと思います。

彫刻が終わりました。潤滑油は切削粉で汚れてますね。

潤滑油をふき取り、出来上がったのはこちらです。

少しずれましたがバリも出ずまぁまぁの仕上がりだと思います。
これで20分ほどかかりました。このフォントならビットサイズを0.2mmでもいいかもしれませんね。そうすれば10分ほどになりますね。

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