パソコン、いわゆるAT互換機を組み立て始めたのは1993年ころからだったでしょうか。
DOSから始まりWindows3.1へと変わっていった頃です。
確かCPUはIntel 486DX-33 で、その後 486DX2-66 へ変えたと思います。
Intel 互換CPUが市場に出てきて、価格が安いことから Cyrix を使ったりしました。
やがて Pentium/Celeron の時代を迎えハードウェアも変えていきました。
実は製作記録を残していないので実際に何を使ったかはもう思い出せません。
大まかなところは私の愛機達に残っているのですが...
後半は価格が安いことから Athlon を使っていました。
2011年に仕事仲間の i7-870 の PC を譲り受け Intel CPU を使っていました。
今使っている PC は 2014年に消費税が上がる前に Intel i7-4770 で組み立てたものです。始めて SSD を採用したりと高性能化を意識していました。
しかし core i シリーズも今では第9世代となり性能も大幅に向上しているようですね。
また AMD の Rayzen シリーズが第3世代になり性能が高いわりに価格が安いことに加え、価格が下がった第2世代のコストパフォーマンスの良さからにわかに注目され始め、YouTube でも多く紹介されています。
増税前の9月後半いろいろ探っていたのですが購入を決断する前にAmazon で価格が上昇、欠品の続出で熱が冷めていたのですが、10月以降もCPUは値段がほとんど変わっていないこともあり再び物欲が湧いてきました。
そこで使用中の CPU と買えそうな CPU について性能指標を探ってみました。
CPU Benchmarks | CPUを3種類のベンチマークで性能比較 CINEBENCH R15 |
||||
CPU | 価格 2019/10/6 Amazon |
PassMark | Single Thread Rating | シングル | マルチ |
core i7-870 4/8 |
– | 5341 | 1304 | ||
core i5-3475s 4/4 |
– | 6615 | 1896 | ||
core i7-4770 4/8 |
– | 9783 | 2228 | 141 | 690 |
Rayzen 2600 6/12 |
15,242 | 13523 | 2005 | 164 | 1313 |
Rayzen 3600 6/12 |
25,723 | 19924 | 2813 | 196 | 1578 |
core i5-9400F 6/6 |
17,751 | 12107 | 2395 | 171 | 926 |
core i5-9500 6/6 |
26,629 | 12145 | 2623 | 182 | 1016 |
core i5-9600k 6/6 |
28,253 | 13489 | 2680 | 204 | 1165 |
core i5-8400 6/6 |
23,100 | 11579 | 2333 | 169 | 954 |
core i5-8500 6/6 |
25,500 | 11819 | 2407 | 174 | 934 |
core i9-9900K 8/16 |
64,480 | 20198 | 2895 | 219 | 2081 |
core i9-9900KF 8/16 |
54,888 | 20635 | 2921 |
Rayzen 2600 と i5-9400F が比較的近く、シングルコア性能は9400F、マルチコア性能は2600が優位ということがわかります。
Rayzen 3600 と比較するにはcore シリーズではi9-9900Kクラスとなり価格が高騰し手が出ません。手が出そうな i5 シリーズでは性能で太刀打ちできず、Rayzen の優位性が見えてきました。
こうなるとシングルコア性能が2600を上回る i5-9400F か Rayzen 3600 の2択になってしましますが、使いたいマザーボードの最低価格を探ると Rayzen用が ASUS PRIME B450M-K 7,340円でありますが、intel系はMSI B365M PRO-VH 8,061円と若干高くなります。
CPUとマザーボードの差は7,200円、動画編集はマルチスレッドが優位といわれていますのでどうせ買うなら3600か。
こうなると他のパーツも奮発したくなりますね。ただし、懐にやさしくするために使えるものは使いましょう。
品名 | 仕様 | 価格 | 合計 |
ケース | 現用 | 0 | 0 |
CPU | Rayzen 3600 | 25,723 | 25,723 |
マザーボード | ASUS PRIME B450M-K | 7,340 | 33,063 |
メモリ | PATRIOT Viper Elite シリーズDDR4 2666Mhz 16GBx2枚 | 15,500 | 48,563 |
SSD | Crucial SSD M.2 1000GB P1シリーズ Type2280 | 11,992 | 60,555 |
HDD,BD | 現用 | 0 | 60,555 |
Windows10 | i7-870から ライセンス移行 |
0 | 60,555 |
メモリは2スロットしかないので奮発しました。SSDは高速なM.2にしましたが、Crucial はちょっと遅めです。
ケースを現用するので今の環境を最小限にして別のケースに移さなければならないので少し大変ですね。
ハードウェアがごっそり変わるのでWindows10の認証で手間もかかりそうですね。
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