とりあえず最低限の使い方はわかってきたので試しにハンコを掘ってみました。
これは傾斜の効果を見る目的もあります。
掘るのはこの印影です。
このイメージをLIGHTBURNに取り込み加工していきます。
レイヤー00に画像として読み込まれています。
この画像をトレースして外縁を作ります。
「ツール」「画像をトレース」と進むと作業ウィンふぉうが表示されます。
どちらもレイヤー00ですね。トレースしたものは塗りつぶすになっています。
元の画像は不要なので削除します。
そして傾斜の効果を見るためにもう一つコピーしておきます。
左の黒はレイヤー0、右の青いのはレイヤー1に配置しています。
次はそれぞれの設定を変えます。
まずオーバースキャンは無効にします。これをオンにしていると設定値だけ広くレーザーが照射されます。
行間隔はレーザー光の照射サイズを考慮して調整すればいいでしょう。
次に高度設定で傾斜長を設定します。左側は0を指定、右側は0.25mmを設定しました。
レイヤーに合わせて上部の色が変わります。
プレビューを見るとどんなふうに照射されるか確認できます。
パワーに応じて陰影を付けると違いが判ります。左は陰影をつかないもの。右は陰影をつけたものになります。傾斜長を指定した右側の文字が少し太くなっています。
で実際に掘ってみたのがこちら。ただし傾斜長を指定する際に外縁を傾斜をオンにするのを忘れていたため効果は中の十と点だけに効いています。
なお加工時間を短縮するため行間隔は0.15mmで行っています。
右は斜めから見たところです。
この時は丸く切り取るようにしていたのですが切れませんでした。
かなり焼けるので刃物で切った方がよさそうですね。
淵の部分が違っているのがわかるでしょうか。