和泉山脈縦走コース
Part 2

コース:区間 2 蔵王峠 −七越峠 − 鍋谷峠
日時:2003年6月7日
実際の走行コース 御所−(R24)−高野口(約30km,)
高野口−嵯峨谷−大畑−蔵王峠(約13km)
蔵王峠−七越峠−鍋谷峠(約9km)
鍋谷峠−(R480)−平−(R480)−名手上−(R480)−西笠田−(R24)−妙寺(約23km)
合計:約75km(メータ指示:74.5km)

コースマップ
高野口−西笠田間のみ表示
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このページの地図は山旅倶楽部 オンライン地図を使用し、
カシミール3Dにて作成しました。

コースガイド 写真マップを併せてご覧ください→写真マップ
高野口-嵯峨谷
R24を避けるために駅の横手から北へ抜けたのですが結局嵯峨谷川を越えるためにR24の手前まで下ってしまいました。JR利用の場合は一旦R24へ出てコンビニで必要なものを調達してから嵯峨谷川を越えて北上するほうが良いです。
なおこの先はコンビニなど食料調達できるところは平までありません。

広域農道を越えてしばらく行くと道が二手に分かれます。右は谷筋を登る道、左は尾根筋へ登る道です。(写真マップ No.1)
谷筋は車が多少は通っていたので迷わず左を選びました。ここから嵯峨谷まではコンクリートの簡易舗装ですが表面は砕けており状態はよくないです。(700x28cだと辛いかもしれません。)
時折 急なところがあり、先もあるので押してしまいました。(写真マップ No.2)

道はうねりながら登っていきます。途中で和歌山側の開けるところもありました。(写真マップ No.3)
嵯峨谷の手前でようやく道が開け集落が見えてきます。これで登りは一段落です。この道は林業用と見えて作業用の軽トラック2台しか通りませんでした。(写真マップ No.4)
嵯峨谷の集落には廃校を利用したと思われる「木の体験広場」があり(写真マップ No.5)、緯度経度標高を示す標柱がありました。で GPSの値と比較してしまいました。

嵯峨谷からはアップダウンを繰り返しながら 竹尾の集落を越え進みます。竹尾を過ぎ大畑への道は再び細くなります。(写真マップ No.6)

大畑の集落に入ると展望の開けるところもありました。(写真マップ No.7) ここは廃村になっているようで寂れた家が多くありました。(写真マップ No.8)

次第に道は下り始め蔵王峠に到着です。(写真マップ No.9)
蔵王峠からは堀越へ道を進みます。空が開けた道を気持ちよく進みます。(写真マップ No.10)
途中で燈明岳への遊歩道へ分岐します。(写真マップ No.11)この道は遊歩道のため車両通行止めとなっており、入口には半分鎖がかけてありました。路面はコンクリート舗装ですがかなり急なために押しが入ってしまいました。ここから先はクリート付きのシューズでは辛いかもしれません。
傾斜が緩やかになれば乗り、きついときは押すを繰り返しながら進んでいくと木々の間を光が流れる景色に見とれることもありました。(写真マップ No.12)

やがて前方に目指す方向を示すように三国山のレーダ標識が見えてきます。(写真マップ No.13)
このあたりから道は石ころが多いくだりとなって乗車できなくなりました。(写真マップ No.14)
と 思っていたら気持ちよく乗れそうな道も時々出てきます。(写真マップ No.15)

レーダ標識が眼前に迫る頃(写真マップ No.16)道は再び登りに差し掛かりますが同時に舗装路へと変わりました。木々の間を登っていくとやがて七越峠に到着です。(写真マップ No.17)
ここは紀州と泉州の交通の要所であったらしく1800年頃から昭和初期まで茶所があったそうです。

ここからは舗装路の下りを楽しみます。あっという間に鍋谷峠に到着しました。(写真マップ No.18)

ここから少し下って大石ヶ峰への入り口を探したのですが、なんと立派なハイキング道ではありませんか。
この日は雷も鳴り、午後から天気が崩れる予報であったこともあり今回はここで打ち切り下ることにしました。途中今来た稜線を振り返ります。(写真マップ No.19)
反対を見ると和泉葛城山の鉄塔が見えています。今度はあそこから西へ下って行きたいですね。