ツーリングレポート J&P Hotline 編

このコーナーは パソコン通信 J&P Hotlineに掲載したレポートを紹介します。

94年9月12日掲載

竹ノ内峠から平石峠

94年10月19日掲載

明日香から芋ヶ峠

94年10月22日掲載

高取城趾

94年11月6日掲載

当麻寺

94年11月13日掲載

多武峰 談山神社

94年11月27日掲載

談山神社

94年12月4日掲載

津風呂湖一周

95年4月12日掲載

芋ヶ峠

95年5月2日掲載

高取 五百羅漢

96年4月22日掲載

談山神社

97年6月1日掲載

長谷寺、室生寺

97年11月17日掲載

談山神社


95年5月2日掲載

高取 五百羅漢

 自転車で山登りを久々やってきました。

いったところは 高取城跡で過去にもいっているのですが 今日は途中から山道にコースをとりました。

 五百羅漢があるということで入ったのですが 50mも行かないうちに押し上げとなりました。戻るのもしゃくなので強行突破です。高取城跡へは1.8Km、1時間あれば行けると考えたのです。

 しばらく進むうちに 普通に押し歩いて行くことが出来なくなり 多少 持ち上げなければならなくなりました。それでも どうにか五百羅漢までたどりつきました。

 五百羅漢は大きな岩に地蔵をいっぱい彫りつけたもので 幾らか風化し苔むしていました。

 問題はここからでした 道は二手に別れており 一方は多少遠回りになりそうです。上から降りてきたハイカーの方からどちらでも行けるが 一方はかなり急と聞いたのですが あえて 急な方(おそらく近い)を選びました。

 ここからは道がぐんと険しくなり 持ち上げるだけでは通れず とうとう担がなければ 行けないところも出てきました。 道幅も狭いところでは 30cmくらいのところや倒木の下をくぐったりと 久々のハードコースとなりました。

 途中 杉木立の中で霧が流れ幻想的な景色を見せていました。

鳥の鳴き声を聞いていると目の前を何かが走りました。よくみるとリスのようです。なんとか写真に収めようと準備舌のですが残念ながら見失ってしまいました。

 時々サドルにまたがり ペダルをこぐことも出来たのですが それも20m位でしょうか。ひたすら 押しでした。

 それでも どうにか林道を離れ しばし車道を走り 高取城跡の真下にやってきました。 別ルートを取れば上まで行けたのですが 山吹の花が見たさに あえて担ぎを選んだしだいです。山の中にひっそりと咲く山吹の黄色はそれまでの苦労を忘れさせてくれます。

 しばし目を楽しませたら いよいよ 高取城跡です。

ここは今では石垣しか残っていないのですが 山の中の隠れた城といった感じで大阪城などとは変わった趣です。

 ここで定番のコーヒータイム。これが楽しみで来てるんですよ。今日はお手製のサンドイッチもあり おなかの足しとしました。

 30分ほど 霧に浮かぶ景色を楽しんだあと 下り始めることにしました。

ここで 同じコースを下っても面白くないと 別ルートを取ったのですがこれが また大変。登ってきたコース以上に!しんどい!
 それでなくても下りは自転車を抑えながら降りなければいけないのですが岩がゴロゴロしているので 足への衝撃は一際でした。

 結局 麓の舗装路に出るまで全く乗ることは出来ないし おまけに枯れ葉がブレーキに詰まるわで往生しました。

 舗装路に出たところで脇を流れる小川の水でブレーキ回りを洗い流しようやく自転車本来の姿となりました。

 やっぱり走らないとしんどいですね(^_^;)

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